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新型インフル感染者が「国内感染の原因」非難で釈明の手紙―広東省広州市

中国 社会ニュース

広東省広州市で1日、自らが新型インフルエンザ(H1N1型)に感染していたため、中国初の国内感染の原因になったとしてインターネット上などで非難されていた男性が、釈明の手紙を残して退院した。3日付広州日報などが伝えた。

 

中国系米国人とみられる男性は5月24日に米国から韓国経由で広州に入った。新型インフルに感染しているとは知らず、25、26両日に婚約者の女性と共に結婚写真を撮るため写真館を訪問。国内感染したのは、この写真館のメーク担当の女性2人だった。

手紙には中国に入った日程やその後の行動、症状などがこと細かく記されていた。これによると、男性は空港での体温測定では平熱だった。翌25日も自覚症状がなかったため、写真館を訪問。午後になり軽い風邪のような症状が出て市販の風邪薬を飲んだが、26日にはだいぶ良くなり、再び写真館に出かけた。しかし夜になって症状が悪化したため、27日に病院で診察を受け、新型インフルに感染していたことが分かったという。

男性が入院していた病院の副院長によると、男性は「インターネットユーザーや市民から心無い中傷を受けた」と話していたという。中国ではこの男性に限らず、インターネット上を中心に新型インフル感染者へのバッシングが広がり、社会問題化している。中国の新型インフル感染者は4日までの段階で60人にのぼるが、その大部分は海外からの帰国者で、バッシングの背景には富裕層へのねたみもあると指摘されている。